問題3

 高炉スラグ微粉末を使用したコンクリートの表面の色調に関する、次の記述中の(A)~(C)に当てはまる(1)~(4)の語句の組合せのうち、適当なものはどれか。

 高炉スラグ微粉末を使用した場合、脱型直後のコンクリート表面が(A)に呈色することがある。これは高炉スラグ微粉末に含まれる(B)によるものであり、コンクリート中の鉄やマンガン等が還元状態になると生じる。この色はコンクリート表面が空気にさらされると徐々に(C)なる。なお、呈色現象による強度や耐久性への影響は小さい。

解答 (2)

解説

 この呈色は、高炉スラグ微粉末を使用したコンクリートの脱型直後に見られる現象である。高炉スラグ微粉末は、還元雰囲気下で製造されるため、高炉スラグ微粉末に含まれる鉄やマンガンは酸化数が小さい状態で存在する。そして高炉スラグ微粉末が含有する硫化物に起因して還元状態が維持され、硫化物と鉄やマンガンが反応するため青緑色となり、コンクリートが湿潤状態の場合に色が濃くなる。この色は空気中に曝されると短時間で薄くなり、強度や耐久性への影響は小さい。なお、コンクリートから採取したコアの表面に同様の