エフロレッセンスに関する次の記述中の(A)~(C)に当てはまる、(1)~(4)の語句の組合せのうち、適当なものはどれか。
エフロレッセンスの発生には、その主成分である炭酸カルシウムを生成する水酸化カルシウムの水に対する溶解度と温度の関係が影響する。(A)は、(B)になるほど水に対する溶解度が(C)なる。このため、(B)環境において、早期の脱型などによりコンクリート中の水分が蒸発すると、エフロレッセンスが発生しやすくなる。

解答 (2)
解説
エフロレッセンスには1次エフロレッセンスと2次エフロレッセンスがある。1次エフロレッセンスは、問題文にある通りのもので、練り混ぜ水などのコンクリート内部の水分が、コンクリート表面で蒸発し、白く見える現象で、コンクリート打設後の早期脱型などで、発生しやすい。2次エフロレッセンスは、コンクリートのひび割れ箇所において、塊状やつららのような状態で発生していることが多い。雨水や地下水などがコンクリートの内部に侵入し、ひび割れ箇所を通ってコンクリート外部に流出する際、コンクリートの可溶成分(水酸化カルシウムCa(OH)2)を伴って流出する。その水酸化ナトリウムが外気の二酸化炭素と反応し、炭酸カルシウム(CaCO3)として塊状やつらら状で析出する。エフロレッセンスの発生には、その主成分である炭酸カルシウムおよび水酸化カルシウムの水に対する溶解度と温度の関係が影響する。水酸化カルシウムは、低温になるほど水に対する溶解度が大きくなる。このため、低温環境において、早期の脱型などによりコンクリート中の水分が蒸発すると、より多くのエフロレッセンスが発生しやすくなる。
