下水道施設等に生じる化学的浸食に関する次の記述中の(A)~(D)に当てはまる(1)~(4)の語句の組合せのうち、適当なものはどれか。
下水道中に含まれる(A)は、硫酸塩還元細菌の働きにより硫化水素に変化する。この硫化水素が放散されて気相中の濃度が高まると、気相部のコンクリート表面の硫黄酸化細菌の働きにより硫化水素が(B)に変化する。この(B)とコンクリート中の水酸化カルシウムが反応すると、(C)が生成されることによりコンクリートが膨張し、劣化が進行する。これに加えて、(C)が(D)等と反応してエトリンガイトを生成し、さらに体積膨張を生じる。

解答 (3)
解説
下水道中に含まれる硫酸塩は、硫酸塩還元細菌の働きにより硫化水素に変化する。この硫化水素が放散されて気相中の濃度が高まると、気相部のコンクリート表面の硫黄酸化細菌の働きにより硫化水素が硫酸に変化する。この硫酸とコンクリート中の水酸化カルシウムが反応すると、二水石こうが生成されることによりコンクリートが膨張し、劣化が進行する。これに加えて、二水石こうがモノサルフェート水和物等と反応してエトリンガイトを生成し、さらに体積膨張を生じる。

硫酸は濃度が低い状態でも、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)と反応して、二水石こう(CaSO4・2H2O)を生成し、さらにセメント中のC3Aあるいはモノサルフェートと反応してエトリンガイトを生成し、著しい膨張に
