セメントの水和熱が主な原因と判断できるひび割れに関する図(A)~(D)の適・不適の組合せとして、次の(1)~(4)のうち、適当なものはどれか。


解答 (1)
解説
(A)のひび割れ発生原因は、外部拘束によるひび割れである。新設の基礎スラブを打設した後の水和熱による膨張後の収縮挙動を、既設コンクリートが拘束することによって発生する。(B)のひび割れは、コンクリートの沈降ひび割れである。コンクリートの打設速度が早く、急激に打ち上げたことにより発生する。(C)のひび割れは、内部拘束によるひび割れである。地中梁の断面が大きく、内部と外部の温度差(内部は高温で膨張する挙動に対し、外面は外気に冷やされ収縮する挙動)により発生する。(D)のひび割れは、乾燥収縮によるものである。壁厚が0.2mと薄く、全体として乾燥しやすい。乾燥に伴い、体積が収縮する挙動を外周の柱や梁が拘束することにより発生する。
