供用後45年を経過した鋼道路橋RC床板の維持管理において、床板上面増厚工法(シナリオA)と、プレキャストPC床板への取替え(シナリオB)の2つの対策のライフサイクルコスト(LCC)を検討することとした。図に、表のシナリオAに基づいて算出した対策後のLCCを示す。
シナリオBがシナリオAのLCCを下回る時点として、次の(1)~(4)のうち、最も近いものはどれか。なお、社会的割引率rは式1、n年後に要する費用を現在価値に置き換えた値Vは式2で表され、資本の利率hを2.0%、物価変動率iを2.0%とする。



(1) 約30年経過時
(2) 約50年経過時
(3) 約60年経過時
(4) 約90年経過時
解答 (3)
解説
r=(1+2.0)/(1+2.0)-1=0
V=n年後の費用/(1+0)^n=n年後の費用
LCCの比較
30年経過時
A=100百万円+30百万円+100百万円+70百万円=300百万円
B=340百万円+30百万円=370百万円
50年経過時
A=300百万円+20百万円=320百万円
B=370百万円+20百万円=390百万円
60年経過時
A=320百万円+100百万円+10百万円+70万円=500百万円
B=390百万円+10百万円=400百万円

