表面含浸工法の施工完了時に出来形検査を行うこととした。その検査方法に関する次の記述中の(A)~(C)に当てはまる(1)~(4)の語句の組合せのうち、適当なものはどれか。

 (A)表面含浸材を塗布したコンクリート表面は、はっ水性を有するためこの性質を利用し、散水することで施工範囲を目視で確認できる。なお、必要に応じで微破壊試験で含浸深さを特定することも可能である。
 一方、(B)表面含浸材を塗布してもはっ水性は得られないため、散水により施工範囲を確認することは難しい。そのため、(B)表面含浸材を施工した個所で(C)することを利用して、透水試験等により施工範囲の確認を行うのがよい。

問 (2)

解説
 シラン系表面含浸材は、コンクリートの表層にアルキル基が固着され、劣化因子(塩化物イオン等)を含む水分の侵入を抑制する(浸透性吸水防止材)。しかし、透気性を有するため、炭酸ガスの侵入は防止できない為、中性化対策としては不向き。
 ケイ酸塩系含浸材(反応型)は、水、水酸化カルシウムと反応し、C-S-Hゲルを生成し、細孔内を充填することによって、コンクリート内部を緻密にし、劣化因子の侵入を抑制する。また、中性化したコンクリートのアルカリ性付与効果を有する。