JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)の改正の変遷に関する次の記述中の太文字部(A)~(C)の適・不適の組合せとして、次の(1)~(4)のうち、適当なものはどれか。
JIS A 5308が制定されたのは 1953年であり、1960年代後半からレディーミクストコンクリ ートの使用が急増した。その後、1968年の改正で(A)コンクリートの品質、検査および試験 方法の規定が定められた。1984年には「コンクリートクライシス」問題が持ち上がり、コンク リート構造物の耐久性の確保のため、1986年の改正で(B)塩化物量の検査法の規定が定めら れた。1989年以降では、コンクリートの製造や利用にあたっての資源の有効活用、環境への配 慮などが注目され、2003年の改正で、エコセメント、シリカフュームおよび電気炉酸化スラグ 骨材とともに、(C)高炉スラグ微粉末が規定された。

解答 (2)
解説
1950年にポルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメントのJIS制定やAE剤の導入がされて以来、1953年にレディーミクストコンクリートのJIS制定、同年JASS5の制定がされた。その後高度経済成長期に伴い、レディーミクストコンクリートの使用が全国各地で急増した。1968年の改正でコンクリートの品質、検査および試験方法が規定された。1970年代後半になると、骨材不足により、関西地方を中心に海砂が使用されるようになった。1980年代に入ると、塩害やアルカリ骨材反応(アルカリシリカ反応)が問題となり、1984年にNHKにより「コンクリートクライシス」が報道された。1986年の改正で、塩化物量の検査法やアルカリシリカ反応抑制対策の規定が定められた。高炉スラグ微粉末のJIS制定は、1995年である。
