建設後36年経過したRC構造物において、設計かぶり(厚さ)が同一の複数の個所で調査したところ、鉄筋のかぶり(厚さ)の分布は平均51㎜、標準偏差10㎜であり、中性化深さは平均24㎜であった。かぶり(厚さ)の分布が正規分布に従い、その95%信頼区間を2σとしたとき、中性化深さが調査時点から信頼区間の下限値に到達するまでの年数として、次の(1)~(4)のうち、最も適当なものはどれか。ただし、中性化の進行は√t則に従うものとし、環境条件は変化しないものとする。また、中性化深さのばらつきは考慮しないものとする。

(1)24年 (2)36年 (3)60年 (4)127年
解答 (1)
解説
①信頼区間の下限値
平均値-2σ=51㎜-2*10㎜=31㎜
②中性化速度
24㎜=α√36・・・中性化速度係数α=4
③建設後下限値までに到達する年数
31㎜=4√t・・・t=60.625≒60年
④現時点から下限値までに到達する年数
60-36=24年
