アルカリシリカ反応(ASR)の地域的特性に関する、次の記述中の(A)~(D)に当てはまる(1)~(4)の語句の組合せのうち、適当なものはどれか。

 図は、ASRによる構造物の劣化が報告されている代表的な地域を表したものである。北陸地方では、(A)を用いた構造物のASRが多く報告されている。東海地方では、(B)や粘板岩により発生したASRが報告されている。瀬戸内地方では安山岩のほか、泥質岩・砂質岩起源のホルンフェルスなどによるASRも見られる。九州地方では全体的に(C)が広く分布しているが、北部では泥質岩などの(D)を含む岩石によるASRも報告されている。

 このように、ASRは各地域に存在する岩石や産出される骨材の特性の影響を受ける。また、骨材の産地と使用されている地域が異なる場合など、図に示される地域以外でもASRの発生が報告されている。

解答 (1)

解説
 (A)北陸地方は現在でも骨材の供給が良好で、川砂・川砂利が使用されている。
 (B)チャートはシリカが主の岩石で、東海地方を含め広く分布している。
 (C)・(D)火山岩類は北海道から九州まで広く分類している。泥質岩などの隠微晶質・微品質石英は30年経過しても残存膨張を有するように遅延膨張を示す。