道路橋RC床版上面における断面修復工法の留意点に関する次の記述中の(A)~(C)に当てはまる(1)~(4)の語句の組合せのうち、適当なものはどれか。

 道路橋のRC床版上面における断面修復では、(A)により劣化部の除去を行うことがあるが、
既設コンクリートにマイクロクラックを発生させ、断面修復材との一体性を低下させる原因
となる。一方、マイクロクラックの発生を抑制する対策の一つとして(B)による除去方法があ
る。また、交通規制等の時間的制約から超速硬コンクリートを断面修復材に使用した場合、
超速硬コンクリートと既設コンクリートとの(C)の違いにより層間剥離が生じ、劣化が顕著と
なる可能性がある。このような劣化を抑制するために、既設コンクリートと同程度の性能を
有する断面修復材を選定するとよい。

解答 (4)

解説
 ハンドブレーカは打撃エネルギーを与えるために、既設コンクリートにマイクロクラックを発生させることがある。これに対し、ウォータージェットはコンクリートに損傷を与えない方法である。ただし、多くの水を使用するため、特に足場場で作業する場合、その水処理方法の検討が必要となる。既設コンクリートと断面修復材の弾性係数が異なると、界面での
剥離が生じる可能性がある。そのため、既設コンクリートと同程度の性能を有する断面修復材を選定することが望ましい。断面修復材として用いられているポリマーセメントモルタルは、コンクリートのヤング係数(コンクリート強度24N/㎜2で、ヤング係数25KN/㎜2)の約10分の1程度と大きく違うが、ポリマーセメントモルタルの特徴として、①接着性に優れ、②変形性能が大きく、引張・曲げ強度が大きい、という特徴があるため、実用されている。