コンクリート中の塩化物は鋼材の腐食を誘発することから、塩化物イオン量が規格または基準で規定されている。下表は、この件に関する規格または基準を年代順に示したものである。表中の(A)~(C)に当てはまる次の(1)~(4)の数値の組合せのうち、正しいものはどれか。

解答 (2)

解説

 1984年のNHK「コンクリートクライシス」の報道をうけ、1986年土木学会コンクリート標準示方書において、コンクリート中の全塩素イオン重量を0.06kg/m3以下とすることが規定された。

 1991年土木学会コンクリート標準示方書において、練りまぜ時におけるコンクリート中の全塩化物イオン量は、原則として、0.30kg/m3以下とすることが規定された。

 2003年JIS R 5210(ポルトランドセメント)において、普通ポルトランドセメントの塩化物イオン量の規定値が0.02%から0.035%以下となった。ただし、普通ポルトランドセメントを除くポルトランドセメントは0.02%以下。